ヴェネラコスメティクスは、まつ毛カールをこよなく愛する
お客様を大切に想う技術者に知識と情報をご提供致しております。

 [1]   軟化しすぎの原因と結果
1剤のオーバータイム(放置時間の診断ミス)
結果として、軟化しすぎてカールがきれいにでない(へなりすぎとよく言いますね)
 
テンションのかけすぎ(引っ張りすぎ)
シスチン結合が少ない場合、テンションをかけると2剤で固定(定着)しない場合があります。
結果として、結合が再結合しきれてないので弾力がなく、カールがキープしにくい恐れがあります
 
その他2剤での原因と結果
 
2剤の付けムラ(1剤が残っていたり)
シスチン結合が再結合しない。2剤を塗布していないところは固定(定着)しないのでカールがキープできない。
 
2剤によるオーバータイム
2剤が臭素酸塩などでリスクは少ないが、多少毛質によって過収れん(求めたカールよりきついカールになってしまう→ちぢれ)が起こる恐れがあります。結合がしまりすぎる。
☆臭素酸塩・・・アルカリを酸化させるもの。2剤の主成分。
 
 
 
 

 [2]   放置タイムオーバーとは。。
以下の詳細を読んでご理解して頂けると思いますが、1剤を長く置いたから軟化がしっかりできる、、2剤を全体にたっぷり塗布し長く置いたからカールがキープできるとは言い切れないのです。
 
まつ毛が太いので1剤を長く放置しても、弾力を出す結合が細ければ反対に放置タイムを短縮しなければ2剤で酸化させて再結合することが不可能になる恐れがあります。
きちんとまつ毛の状態を明確に判断することによってこの問題は解消されると思います。
反対に細いまつ毛でも結合がしっかりしていれば放置タイムをきちんと設定することによって、軟化しすぎや、しきれていないなどの問題は解消されます。
 
 

 [3]   毛質について
カウンセリングで、まず大切なことは毛質を見極めるということです。ではその毛質のどこを見極めるのか?
 
健康であるか?そうでないか?・・・
この見極めはお客様に聞く事でほとんど判断できます。(前回いつパーマをかけたのか?初めてなのか?)
 
健康な毛髪・・・
太くて弾力があり、ツヤもある。細いまつ毛だけど弾力があり、ツヤもある。
 
そうでない毛髪・・・
太さはあるが、弾力がない。ツヤもあまりない。細くて弾力がなく、ツヤもない。
 
この見極めをするには、グルーをぬっていないロットに湿らせた綿棒でまつ毛を巻き付けてみます。まつ毛が水分を吸い、ロットになじむなら、吸収性(水や薬液が浸透しやすい)であり、またまつ毛が水分を吸わないでロットになじまなければ撥水性(はっすいせい)なので薬液が浸透しにくいまつ毛だと判断します。
 
撥水性・・・
毛髪は基本的に撥水性であります。健康な毛髪(新生毛など)は結合がしっかりしているので、放置タイムはそれぞれ個人差があり異なります。
また、油分が残っている毛髪も撥水性と判断します。

 [4]   毛皮質(コルテックス)について
コルテックスの部分はまつ毛(毛髪)の弾力を出す結合(シスチン結合、塩結合、水素結合)などの測鎖によってつながって網目構造を作っています。
この結合のため、まつ毛(毛髪)は弾力性に富み、折り曲げても手を離せば元の形に戻る復元力を発揮します。
この復元力を最も弾力性を出すシスチン結合の切断をすることで弾力をなくす(軟化させる)ことが1剤の作用の目的です。
一方、軟化して曲げられた(ロットに固定された)まつ毛を新しい位置(結合がずれた状態)で再結合させることが2剤の作用であり、この一連の反応によって、持続性のあるカールが形成されます。

 [5]   パーマ理論
1剤の役割
1剤によって毛皮質(コルテックス)の中のシスチン結合(弾力を出す結合)を切断します。
同時にロットに巻き付けたまつ毛の結合(この時巻き付ける引っ張る力にて結合が切断してずれる)を1剤のアルカリで軟化します。
      →還元軟化作用
 
2剤の役割
2剤の酸化作用によって、結合(シスチン結合)がずれた状態で再び結合(再結合により弾力を戻す)します。 
      →固定(定着)作用

 [6]   毛髪の構造
毛髪は丸い筒状の形で構造されています。
毛髪の断面層は、表面の外側から毛表皮(キューティクル)、毛皮質(コルテックス)、毛髄質(メデュラ)の3部分に分かれています。
 
毛表皮・・・
毛髪の外側を竹の子の皮(うろこ状)のようにとりまいており、ケラチンというタンパク質でできています。外界からの様々な刺激からまつ毛を守り、内部の成分(タンパク質)を逃がさない役割を果たしています。
 
毛皮質・・・
毛表皮のすぐ内側を示し、毛髪の大部分(85〜90%)を構成。パーマはこの部分と密接な関係があり、また毛質が損傷しているかどうかを左右している部分でもあります。
 
毛髄質・・・
毛髪の中心は毛髄質と呼ばれ、役割はまだまだ不明確な点がありますが、髄質中にはメラニン色素がタンパク質と結合し、メラニン顆粒が存在しています。

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